大学選手権決勝のレフリー平林泰三さんのブログでのコメント。IRBが目指している事、”インプレイ時間を確保するためにキックの数を減らす” ”スクラムのリセットを減らして怪我のリスクを最小にする” ”正当なコンテストを促すためにターンオーバー可能なブレイクダウンにする”が主なものだそうです。詳細はもっと難しいとの事。
 そして、このことを踏まえながらだけではないのでしょうが、決勝の試合中におけるプレイ等数をカウントしているようです。まずスクラムの数が11回・リセットが3回で、今でもそうなのでしょうが昔から比べれば非常に少ないと思います。またタックルミスが帝京29-早大47、ラック 帝京81-早大48、ターンオーバー 帝京10-早大3、ラインブレイク 帝京25-早大11だそうです。早大からすると、ファーストタックルが少しずらされて最初のコンテストに負けていたり、相手が4人でセットアップしている所に2人のDFしか立てなかったり言う部分が、ボディーブローのように効いてきたかもしれないと言うことです。
 レフリーは、「トータルストページ」と言う見方で1試合に何回レフリーの笛を鳴らしたかを数える、通常の面白い試合が70~90回くらいの間、この試合はなんと58回。それだけインプレイが確保されたと言う事。キックの数も合計30回とトップリーグよりはるかに少なく、両チーム共ボールを使った、ボールゲームしたいとの表れだったのか。
 高校生でもこのようなデーターを取り、相手チームの特色・自チームの強化に役立て行きたいものです。

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